福岡国際マラソン2023 レース編

フルマラソン



スタート〜10キロまで

今回は長野マラソンのタイム(2時間31分50秒)でエントリーしたので、ゼッケンは395番とかなり後方でした。

いつものマラソンとは異なり、ゼッケン番号順に整列した状態でのスタート。大濠公園を大集団でスタートし、そのまま大きな大集団が形成されました。レース前のイメージは3分30秒弱で攻める予定でしたが、この大集団を後方から抜いて前に出るのは得策ではないと判断し、この集団の中で様子見することにしました。

最初の1kmの通過は3分31秒程度とほぼイメージ通り。非常に大きな集団で安定したペースで淡々と走ることを意識。ネットタイムでの5キロ通過は17分31秒とほぼ3分30秒ペース。この大集団の後ろには僅かな人しかおらず、福岡国際マラソンのレベルの高さを再認識しました。

1回目の給水では、水とポカリスエットのペットボトル(200ml程度)が置かれており、最初は戸惑いましたが水をゲット。給水を終えたランナーは隣や後ろのランナーにペットボトルを回しており、ランナーの一体感を感じると共に感動しました。そして、皆で共闘して走り切ろうという光景を見て、アドレナリンの分泌を感じました。

10キロ通過は、35分10秒とほぼ3分30秒ペース。決して楽ではないが、このまま押していくのは不安という状態。

10キロ〜ハーフまで

12キロ付近の給水タイミングで1回目のモルテンCAF100を摂取。若干暑さを感じて、時折サングラスを外して目に入る汗を何回か拭いました。天気予報では風4~5mとなっていましたが、横風だったためそこまで気にならなかったと記憶しています。

体感的には一定ペースのつもりですが、15~20キロのラップは17分46秒と3分33秒ペースまで落ちており、ハーフ通過は1時間14分27秒とサブ2.5に対しての貯金はほぼなし。目標とする28分台となると直近のラップが落ちていることから上げざるを得ない状況でした。ここで2回目のモルテンCAF100を摂取。

ハーフ〜30キロまで

20~25キロ通過は17分42秒となり、28分台出すにはネガティブが必須の状態です。25~30キロは17分56秒と確実に集団のペースが落ちており、ここで飛び出すランナーが複数名見られました。このままではサブ2.5も危ういため、私も飛び出すことに決めました。いつもなら30キロ付近でジェルを摂るのですが、胃が気持ち悪くて若干吐き気を感じていたので補給は止めました。

30キロ〜ラストまで

30キロからはほぼ単独で、落ちてくるランナーを拾うことに集中して何とかペースアップを心がけましたが、30~35キロは17分40秒とあまり上げれず。

35キロからは向かい風を感じ、頑張っているのにペースが落ちていく。Aグループのゼッケンをつけたランナーも失速しており、皆が厳しい状況であることを再確認し、今できる全力を尽くしました。35~40キロは17分53秒とペースが落ちてしまい、40キロ通過タイムが2時間21分42秒。28分台でゴールするためにはラスト2.195キロを7分18秒、つまり3分20秒くらいで走らないといけないことが分かり、目標タイム達成は無理と悟りましたが、1秒でも自己ベスト(2時間29分50秒:2023金沢マラソン)を更新したい一心で出しきりました。ラストは競技場のトラックを1周してからゴールするのですが、右ひざ裏の筋がピクピクと攣りそうな状況になったので、攣らないように気を付けてゴール。

2時間29分33秒(ネットタイムは2時間29分30秒)。17秒ではありますが、自己ベストを更新することができ、2戦連続でサブ2.5を達成することが出来ました。

しかし、今シーズンの目標とする27分台はかなり遠く、このタイムを出すためには今回のレース展開で1kmあたり3秒ほどラップを速める必要があります。そのためにはスピード持久力が足らないので、今シーズン最後の静岡マラソンを目標タイムで走れるように頑張ります。まずは腰を完治させないといけないですが・・・。

憧れだった福岡国際マラソンは、本当に素晴らしい最高の舞台でした。さらに強くなって、また来年参加したいと思います。

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